誌面で語れなかった、もうひ一つの物語

2017.09.01 Update.

香川経済レポートで連載する「tsutaeruがツタエル香川のモノづくり企業の魅力」第一回目が掲載されました。
既に読んでいただいた方、ありがとうございます!!

第一回を取材させて頂いた洋菓子店ルーヴですが誌面では伝えることができなかった凄さがあります。
それは、顧客のニーズに合った製品を次々に展開する野崎専務の圧倒的なプロデュース力。

お話を伺った野崎専務に「ルーヴ」という名前の由来については聞くと、ドイツ語で「ライオン」を意味するそう。1978年ライオン通り商店街に3メートル足らずの店舗からスタートした小さなライオンは香川の偉大なライオンに成長しました。
もともと菓子職人でなかった野崎専務はルーヴに入り顧客から課題やヒントを得ながら魅力的なコンセプトを打ち出した企画を次々に提案していきます。

そんなことよくあるじゃないか。

そう思われるかもしれません。しかし、当時は情報もなく人もいない。経営資源が乏しい洋菓子店が次々に企画を考え試作品を作りパッケージをデザインするなんて簡単にできることではありません。
そして野崎専務の職人気質だけではない、顧客目線の柔軟な考えがあったからこそできたことでしょう。

モンドセレクション4年連続受賞した和三盆ロールや和スイーツ「讃の岐三」はルーヴの代表作でありロングセラー商品となっています。

今でも商品に対して厳しくジャッジするという野崎専務。厳しい要求を行い、それは単に口うるさいものではない、作り手以上に商品やサービスを熟知し真摯な要求をする。
こうした厳しい目をもった顧客のことをリードユーザーというそうですが、ルーヴのリードユーザーは意外なところにいました。
つまりは野崎専務がルーヴにとって最高のリードユーザーだったということです。

第二回はベビーシューズメーカー。飾らないけど存在感たっぷりな社長様の物語をお伝えしたいと思います。

http://tsu-ta-e-ru.jp/

TOPへ