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1
熟練した技が
必要 -
2
手工業である
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3
日常生活で
使われている -
4
長い歴史がある
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1
高価格
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2
知識不足
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3
古いものを嫌う
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伝統工芸品は、繊細な日本人の技術力を結集したものであり、高価なものがたくさんあります。
とくに西陣織は着物を着る人にしか、その価値を提供できないという状況にあり、
ましてや着物を着る人が少ない現代社会において、
西陣織の価値を提供するには次なるアイテムでの表現方法が求められているのです。
そこには第三者の目線が必要であり、他の産業や技術とのコラボレーションが不可欠になっています。伝統工芸品は、繊細な日本人の技術力を結集したものであり、高価なものがたくさんあります。とくに西陣織は着物を着る人にしか、その価値を提供できないという状況にあり、ましてや着物を着る人が少ない現代社会において、西陣織の価値を提供するには次なるアイテムでの表現方法が求められているのです。そこには第三者の目線が必要であり、他の産業や技術とのコラボレーションが不可欠になっています。
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伝統工芸品がもつ背景をベースに、tsutaeruは、伝統工芸品の技術を応用し、
現代の暮らしになじむような製品、新しい市場領域へ参入していくことで、たくさんの人たちに「本物」にふれてもらい、
伝統工芸品の良さを伝えていきたいと考えています。伝統工芸品がもつ背景をベースに、tsutaeruは、伝統工芸品の技術を応用し、現代の暮らしになじむような製品、新しい市場領域へ参入していくことで、たくさんの人たちに「本物」にふれてもらい、伝統工芸品の良さを伝えていきたいと考えています。
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西陣織の技術で平山郁夫氏のシルクロード作品を制作
伝統工芸という技術は日本のものづくりにおける文化です。tsutaeruでは職人たちの技術を承継する取組として、西陣織の伝統的な織技術と現代技術を融合させ、日本画家として名高い「平山郁夫」画伯の絵画を題材に美術織物を制作しました。平山郁夫画伯の絵の中にある穏やかで静かな世界観を、西陣織の糸染技術と織技術で見事なまでに表現しています。
美術織物という西陣織の新たな市場を開拓し、西陣織の価値をより多くの人に理解していただく活動を通して、西陣織を支える職人や養蚕農家の後継者育成に貢献できると考えています。
今回制作した「平山郁夫」画伯の西陣美術織は、代表作であるラクダのキャラバンが進む「パルミラ遺跡を行く」や月明かりにモスクが浮かび上がる「朧月夜(おぼろづきよ)ブルーモスク イスタンブール」、「浄土幻想 宇治平等院」など7点で、絹糸には世界遺産に登録された富岡製糸場の「富岡シルク」を使用しています。
2019年1月に京都で作品のお披露目会を行い、3年かけ全国150会場を巡回します。
西陣美術織を通して、西陣織の新しい技術と作品をご覧いただき、その価値が広く認められることで文化と経済の両輪を目指していきたいと思います。
西陣織の技術で平山郁夫氏のシルクロード作品を制作
伝統工芸という技術は日本のものづくりにおける文化です。tsutaeruでは職人たちの技術を承継する取組として、西陣織の伝統的な織技術と現代技術を融合させ、日本画家として名高い「平山郁夫」画伯の絵画を題材に美術織物を制作しました。平山郁夫画伯の絵の中にある穏やかで静かな世界観を、西陣織の糸染技術と織技術で見事なまでに表現しています。
美術織物という西陣織の新たな市場を開拓し、西陣織の価値をより多くの人に理解していただく活動を通して、西陣織を支える職人や養蚕農家の後継者育成に貢献できると考えています。
今回制作した「平山郁夫」画伯の西陣美術織は、代表作であるラクダのキャラバンが進む「パルミラ遺跡を行く」や月明かりにモスクが浮かび上がる「朧月夜(おぼろづきよ)ブルーモスク イスタンブール」、「浄土幻想 宇治平等院」など7点で、絹糸には世界遺産に登録された富岡製糸場の「富岡シルク」を使用しています。
2019年1月に京都で作品のお披露目会を行い、3年かけ全国150会場を巡回します。
西陣美術織を通して、西陣織の新しい技術と作品をご覧いただき、その価値が広く認められることで文化と経済の両輪を目指していきたいと思います。
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※音声をオンにしてご覧ください。
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西陣織は、原材料である絹糸を作る養蚕農家や繭を絹糸に変える製糸業のお仕事があってこそ成り立ちます。tsutaeruでは原材料を生み出してくれる養蚕農家や製糸業の方々のお仕事や取り組みを知り、一緒に考えていくことで新しい可能性を模索しています。
富岡シルクを支える甘楽富岡蚕桑研究会会長、高橋純一様、碓氷製糸場株式会社、富岡製糸場(世界遺産登録)を訪問させていただいた時の内容を記録させていただきます。西陣織は、原材料である絹糸を作る養蚕農家や繭を絹糸に変える製糸業のお仕事があってこそ成り立ちます。tsutaeruでは原材料を生み出してくれる養蚕農家や製糸業の方々のお仕事や取り組みを知り、一緒に考えていくことで新しい可能性を模索しています。
富岡シルクを支える甘楽富岡蚕桑研究会会長、高橋純一様、碓氷製糸場株式会社、富岡製糸場(世界遺産登録)を訪問させていただいた時の内容を記録させていただきます。 -
株式会社リトルアンデルセン(東京都)様からご依頼を頂き、ヒステリックミニの西陣織のベビーシューズを作らせていただきました。
リトルアンデルセン様は1978年に創業した子供服の企画、開発、販売を行う会社様です。日本製にこだわり、「服」を通じて日本のものづくり文化、衣装文化を子供たちに伝えていくための取組に尽力されています。
また、原材料を無駄なく使うことや廃棄物をなくすこと、資源の再利用にも力を入れておられます。
この取組に共感し、西陣織のベビーシューズをOEMで作らせていただくことになりました。tsutaeruは後世に伝える取組、資源の大切さについて取り組んでいる企業様と一緒にできることを考え持続可能な社会を目指していきたいと思います。株式会社リトルアンデルセン(東京都)様からご依頼を頂き、ヒステリックミニの西陣織のベビーシューズを作らせていただきました。
リトルアンデルセン様は1978年に創業した子供服の企画、開発、販売を行う会社様です。日本製にこだわり、「服」を通じて日本のものづくり文化、衣装文化を子供たちに伝えていくための取組に尽力されています。
また、原材料を無駄なく使うことや廃棄物をなくすこと、資源の再利用にも力を入れておられます。
この取組に共感し、西陣織のベビーシューズをOEMで作らせていただくことになりました。tsutaeruは後世に伝える取組、資源の大切さについて取り組んでいる企業様と一緒にできることを考え持続可能な社会を目指していきたいと思います。 -
ブータン王国第5代ワンチュク国王の王子様にブータン王国の象徴である龍を織り込んだ西陣織ベビーシューズを贈呈させていただきました。贈呈は帝国ホテル東京で行われ、在インドブータン大使にお渡しし、日本の伝統や織技術について説明させて頂きました。
ブータン王国は、民族衣装として男性は「ゴ」、女性は「キラ」という織物をお召になり、衣装文化を後世に伝えておられます。また、産業としても製織は盛んで多くの担い手が今もなお、技術を研鑽しています。
ブータン王国の衣装文化、製織産業の取組に感銘し、ブータン王国の王子誕生とともに西陣織ベビーシューズをお送りさせていただきました。tsutaeruは海外の衣装文化や産業文化と融和することで、文化交流、技術交流に寄与していきたいと思います。ブータン王国第5代ワンチュク国王の王子様にブータン王国の象徴である龍を織り込んだ西陣織ベビーシューズを贈呈させていただきました。贈呈は帝国ホテル東京で行われ、在インドブータン大使にお渡しし、日本の伝統や織技術について説明させて頂きました。
ブータン王国は、民族衣装として男性は「ゴ」、女性は「キラ」という織物をお召になり、衣装文化を後世に伝えておられます。また、産業としても製織は盛んで多くの担い手が今もなお、技術を研鑽しています。
ブータン王国の衣装文化、製織産業の取組に感銘し、ブータン王国の王子誕生とともに西陣織ベビーシューズをお送りさせていただきました。tsutaeruは海外の衣装文化や産業文化と融和することで、文化交流、技術交流に寄与していきたいと思います。 -
日本のモノづくりや地域産業の研究について経済学や経営学、流通、マーケティングなどの分野から研究してくださる方、団体様を募集しています。
日本のモノづくりや地域産業の研究について経済学や経営学、流通、マーケティングなどの分野から研究してくださる方、団体様を募集しています。
実績:2021年 兵庫県立大学国際国際商経学部 国際商経学科小宮ゼミ
伝統工芸品の実態調査について消費者行動の視点から調査をしてきただきました。回答に使用したアンケートは362件(ご協力いただきました皆様、ありがとうございました)、ご報告内容は以下のような結果です。実績:2021年 兵庫県立大学国際国際商経学部 国際商経学科小宮ゼミ
伝統工芸品の実態調査について消費者行動の視点から調査をしてきただきました。回答に使用したアンケートは362件(ご協力いただきました皆様、ありがとうございました)、ご報告内容は以下のような結果です。
平山郁夫氏のシルクロード作品を西陣織の技術を用いて制作したもの。
西陣織織元制作現場の様子
平山郁夫画伯の美術織には富岡シルク(富岡製糸場のある富岡市の養蚕農家の方々が作る日本の国産絹糸)の糸を使用し、証明である商標を添付しています。
富岡シルクを生産する蚕は自然環境下のもとで飼育され、温度、湿度を徹底した管理しています。節がなく、均一された美しさが特徴で、光沢とともに平山郁夫画伯の穏やかな色を再現しています。
平山郁夫氏シルクロード作品お披露目会
「京都新聞社」(2019年1月)
■甘楽富岡蚕桑研究会(富岡シルクを支える人たち)
お話を伺った高橋純一さん
①桑の葉を枝ごとに切り出し新鮮な葉を蚕に与えます。桑の葉は1日4回へ畑に取りに行くそうで、プールのように大きな場所で飼育しており、ここでは脱皮を3回(4齢)ほど繰り返します。
②蚕は5齢に成長し、繭糸を吐きだすようになると「まぶし」(画像の木に見える紙とロウで作った枠)と呼ばれる寝室(繭を作る部屋)に移します。蚕は繭糸を吐くまで自分の部屋を探し続けるそうで「まぶし」の外をウロウロし始めます。
③「まぶし」の枠内に定位置を決めた蚕は、糸を吐き始め3日ほどかけて繭を作ります。ここでの温度や湿度、換気具合で繭の品質が決まります。
■碓氷(うすい)製糸株式会社
①養蚕農家から繭が運び込まれます。袋の素材は綿です。
②繭の選定作業。熟練の目利き職人が選定を行っていきます。
③ベルトコンベアで流れてきた繭はお湯の中につけてほぐされます。
④繭は操糸機という機械にかけ、1本の糸は13個の繭玉を繋ぎ合わせて操り取ります。繭から繰り取った生糸は枠に巻き取られ、途中糸が切れた場合は、作業員が繋ぎ合わせます。明治期は一人で3台の操糸機を管理していましたが、現在では一人120台を管理できるようになっているそうです。
⑤操糸機で巻かれた糸を枠から外して、糸が乱れないようにまとめます。この作業を綛(かせ)造りといいます。出荷のためにおこなう作業ですが、輸送コスト削減のために考え出された先人の知恵だそうです。
⑥工場内にある蚕霊供養碑。工場内の職員たちが繭を供養しています。
■富岡製糸場
現在は稼働していませんが、日本を代表する製糸場として歴史の重さを感じました。
中でも建物は、当時日本にない近代的な設備で繭が湿度や温度に対応できるように計算されており、国家プロジェクトの大きさがわかります。日本製イコール高品質はここから始まり、MADE IN JAPANの発信元であったことも体感できました。
今回の視察は、富岡市の職員の方にお世話になり、繭を育て生糸を作る養蚕製糸の技術過程について有益な視察ができました。
①明治5年が生糸の生産が最大となり、輸出の50%を超える基幹産業でした。イギリスから100年遅れて、日本の産業革命のはじまりの地となった富岡製糸場。有名なレンガ造りの建物は繭の貯蔵庫です。現在は国宝でありユネスコの世界遺産にも登録されています。
②碓氷製糸場株式会社よりも新しいタイプの繰糸機。富岡製糸場は、可動させている設備はなく、現在は観光名所となっています。
ヒステリックミニ西陣織ベビーシューズ。オリジナルのシューズケースがついています。
ベビーシューズの素材に使用した西陣織の裁断面。多くの糸を使用し、交差させてヒステリックミニのロゴを織りあげています。
(株)リトルアンデルセンの阿波工場(徳島県)。こちらはヒステリックミニの衣類を専門に若い女性たちが縫製を行っています。(ベビーシューズ工場ではありません。)ロゴ入り三角巾と割烹着がめちゃくちゃ可愛い~。日本製にこだわるリトルアンデルセンは地域と一体になり、次世代の担い手の育成に寄与されています。
贈呈させていただいた西陣織ベビーシューズ。外側から内側に龍をあしらい、糸には特別な金糸を使用しています。
後日、ペマ王妃からお礼状をいただきました。
その後、ブータン王国ドブゲー首相や、留学生の方々と交流する機会を設けていただき日本の伝統工芸を海外へ発信する端緒となりました。
伝統工芸品に興味を持つ方は、
・作られた過程や背景に高い関心をもっている
・美術品や芸術品を見ることが好きである
・こだわりの強い方が多い
・購入したことのある方は伝統工芸の体験もしたことがある
など。
(調査の感想)
tsutaeruとしてこれまで行ってきた独自調査でも同じような結果が出ていたこともあり、今回の調査はかなり有益な結果でした。
こうして学生さんたちに調査をしていただいたことで、消費者の購買行動だけでなく若年層からみた伝統工芸や広告宣伝の方法についても知ることができました。
兵庫県立大学小宮ゼミの皆様、ありがとうございました。
伝統工芸品に興味を持つ方は、
・作られた過程や背景に高い関心をもっている
・美術品や芸術品を見ることが好きである
・こだわりの強い方が多い
・購入したことのある方は伝統工芸の体験もしたことがある
など。
(調査の感想)
tsutaeruとしてこれまで行ってきた独自調査でも同じような結果が出ていたこともあり、今回の調査はかなり有益な結果でした。
こうして学生さんたちに調査をしていただいたことで、消費者の購買行動だけでなく若年層からみた伝統工芸や広告宣伝の方法についても知ることができました。
兵庫県立大学小宮ゼミの皆様、ありがとうございました。