とても楽しい講演会でした。

2017.09.23 Update.

これまで、何度か講演させて頂きましたが、昨日は参加した皆さんの意識レベルが高く、質の高いコメントや質問が出てきました。

ただ人を集めるのではなく、学びや目的をもった人達をきちんと選定し参加してもらっている主催者の気持ちがよく伝わりました。

何よりとにかく楽しかった。
来てくれた皆さん、本当にありがとう!!

本日19時~私の知人が主催する「げんき塾」で講演をさせて頂きます。

2017.09.22 Update.

香川で働く方の声を聴き、参加者と対話するトークイベント。
20代~30代の学生、社会人がメインといういと。

「血を吐くほど勉強し、完璧なビジネスモデルだと思っても上手くいくものではない。こんなにやっているのに私はこの程度かと毎日思う。

成功者ですか?と聞かれると答えはNO!!
でも現在の幸福度は??と聞かれると恐らく100%に近い!!

苦しいのに私はいったい何に幸せを感じているの

数多くあるしくじり話の一部も話します。

日時 2017年9月22日(金) 19時~20時30分
(講演 19時~20時 質疑応答 20時~20時30分)
場所 アイパル香川 (高松市番町一丁目11-63)
参加費 無料
定員 30名
申込方法 Hirokosakata414@gmail.com

西陣織でスマホケース&名刺入れ

2017.09.21 Update.

お客様からこんなご注文が、、、

「主人に素敵なスマホケースを作ってほしい。」
よくスマホを探している旦那様に首から下げる素敵なケースをプレゼントしたいとのご依頼でした。

なんて素敵なお話!!

そして仕上がったお品がこちら。
使いやすくて軽い。少し落ち着いた色目のもので作りました。会長職でお仕事をなさる方なので名刺入れもセットに。

喜んで頂けるといいのですが。

 

 

何故西陣織なのか?!(その②)

2017.09.21 Update.

何故西陣織なのか?!(その②)

物心ついた時、祖母は既に立派な呉服屋でした。だから、何故祖母が呉服屋なのか、なんて考えたことはありません。
でも明らかに自分の周りにいるお祖母ちゃんたちとは違うということは感じていたように思います。

幼いころはこんな感じでした。

祖母が着物で和室に入ってくる。。。
反物のそばにすっと座る。
私は吸寄せられるように祖母のそばに行く。。。

すると祖母が反物を手に取りどんどんほといていく。
「この部分が袖。これが前身ごろ。反物っていうのはよくできてる。これ1反で1枚の着物が出来上がるんやで。」

「綺麗やなぁ。。。」当時幼くて語彙力のない私はこの形容詞以外出てこなかった。そしてこんなことも。
「この着物は普段着る着物、これはパーティなんかで着る着物。」
「こっちのほう(パーティで着る着物)が綺麗だから、いっつもこっち着たらええやんか。」というと
「そやな。でも何でもかんでも着たらええゆうもんやない。着物を着るときはたくさん覚えないかんことがあるんやで。
そして女の子らしくせなぁ、な。」といって私の手をポンとたたきました。

後に祖母は「着物は知性と品性で着るもの。」と言っていました。幼いころはわかりやすい言葉で教えてもらっていたんですね。
ただ、たくさん叱られもしました。
「着物を跨ぐもんじゃない、きちんと畳みなさい。」
いうこと聞かない私や姉を見て母は冷や冷やしていたそうです。

とにかく祖母が反物のそばに行くと、私も祖母のそばに行き話を聞く。この繰り返し。
姉や従妹にはなかったけれど、私はいつも祖母に近づきあれこれ質問していました。

考えてみると、結局今のモノづくりの研究と変わらないような質問をしていたように思います。
つまり私だけオタクだったということ。

そんな着物オタクも成長し部屋にはこんな貼り紙が。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
女性の最も美しい姿を表現した故事です。

目標にしていますが、貼り紙の効果は全くといっていいほどありません。
A4用紙にマッキーで書いている時点でアウトのような気がします。。。

次回続くその③は、「着物の特権について」
祖母が教えてくれたことを私の言葉でお伝えしていきます。

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